今回は、先輩が言うもう一つの基本「ワンツー」という動きについて書いてみます。
前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。
本来、このブログでは法律知識習得の秘訣について直接書いたいとこですが、ちょっとその前に、何事も基本が大切! ということで、少し寄り道してみます。
「基本」をいろんな角度から分析すると有意義ですので。是非。
僕の基本の考え方について
法律に限らず、物事の上手になるには「基本が大切」と言われる。
「砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく) 」という言葉がある。
この例えは、見かけはりっぱであるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事に例えられる。
基礎が大切なのは、スポーツも勉強も法律もビジネスも同じであると考えている
では、基本とは何か?
何かいろんな基準があると思う。
僕が考えるのは、勉強でいうと「その知識習得のための入門編や基礎編ということでどのテキストに載っているレベル、もしくは、1年目の人でもわかるというモノサシです」
その勉強をやっている人なら誰でも知っているとかわかるというレベルである。
それが基本ということでいいと考えてる。
これは、法律でも同じで、司法書士試験でも同じであるだろう。
司法書士試験でいえば、どの予備校のテキストでも、どの予備校の授業でも聞く内容で1年目の人でも知ってるよね そんなレベルでいい。それが、本番に出題された問題いわゆる「過去問」であるが、基本となる。
まず、その学ぶべき基本を決めるのである。
ターゲット!狙うべき的を決めるのである。
余談になるが、司法書士合格者の成績優秀者の多くは、受験3回目の人が多いというデータがある。
これは、受験3年以内の知識で合格どころか、上位合格者ということを証拠として示している。
逆に説明すると10年くらい受験している人が成績がいいというわけではなく、受験歴が長いから実力があるというわけではない。
さらに、脱線するが、ボクシングは、「構え」つまりファイティングポーズから始まるが、 基本、「ワンツーパンチ」である。詳細は後述する。 ここまでは、いいとして。
今回お伝えしたいのは、次の段階。「基本の質」をあげることである。
質とは、知識が正確であることで且つアウトプットが早いことに他ならない。
このスピード感が非常に大切である。
法律の問いに対して瞬間的に正確な知識がアウトプットされることである。
問いに対して「えーと」と3秒経てばNGであり、仮に解答が合っていても遅れた解答は良くない。
その問いに対して、解答、具体例、比較関連事項など瞬時に言えることである。
上手になる方法は、トレーニング方法は、常にタイムを計りながら勉強し、自問自答して 瞬時に回答する、具体例を言う、比較するべき事項や関連事項を話してみる 書いてみるという具合である。
まとめ
- 基本を決める
- 基本を習得する
- アウトプットを磨いて基本の質を上げる
これは、読んでいただいてる方の資格試験やなんらかの勉強法のヒントになると思う。
他の勉強である英語なども同じであろう。
スポーツ、勉強、仕事の基本も同じ。結局は、みんなができることをしっかりとこなせること。 そのスピードが早いことである。
※今回は、勉強法の基本ということで、さらなる勉強法の詳細は、また後日。