今回は、僕がなぜ司法試験に10年間も合格できなかったのか、反省点その5「モチベーションの波」について考えて話してみたいと思う。
やる気の波【人間だから感情に左右されやすい】
人間は、生物なので、やる気も波があり、いい時もあれば悪い時もある。
僕は、特に何かスランプに陥りやすい性格なのかもしれない。
当時は、落ち込みやすい、ネガティヴ、神経質なタイプ、、、、。
数えれば全てが、合格についてマイナスに評される。
「いいんだよ、人間だもん」とどっかのトイレで見てホッとしていた。
調子の良し悪しは誰でもある。
選択肢は3つ
- やるか
- やらないか
- 中途半端にやるか
いろいろと考え込んで、迷っている時間が長かった。
そんな時ほど勉強方法や将来のことなど、なぜ、勉強しているのかなど、考え込んでしまう。
いま振り返ると やらないよりましと考えて少しでもやったほうがいい。淡々と。
そう。そんな時は・・・
- 肩の力を抜いて深呼吸する
- リラックスする
- いい加減にやる
- 好きなような勉強をする
- のんびり勉強をやる
そんな感じでいいと思う。
人間だから感情に左右されやすい。
モチベーション【成功プロセスを頭の中でイメージしよう】
モチベーションという言葉ある。 自分のモチベーションが上がる行動をしたらいい。
それは、合格したことよりも、合格した後の自分の感情を想像して見ることだ。
結果を出して何を感じるか。
どのような感情になるか。
その後、自分がどうなって行くのか。
成功プロセスを、頭のなかでイメージして全て実現する。
頭の中でイメージすることは、自由だ。
リアルにイメージしよう!
たくさんイメージするとワクワクする。
そのうち、やる気も出てくる。
刺激【疲労回復には刺激が一番!】
一番のやる気は、刺激と思うことがある。
ライバルが合格した。仲間や同級生が活躍している。
人伝てに聞いたり、ニュースや新聞で見たとき。
さて、自分は、何を感じるか。
悔しい時も嬉しい時もある。
よしっ!自分も頑張ろうと。
疲労回復には、一番刺激がいい。
<ポットン’ s Eye > 「マックとセブンイレブンに学べ」
マックに限らず、世界にはファーストフードチェーンがある。
セブンイレブンに限らず、あらゆる場所にコンビニエンスストアがある。
共通するのは、第1線で活躍しているのは、現場スタッフである。
この現場スタッフは、常に一定の行動をする。精錬されたマニュアルがあるからだ。
モチベーションという波からすると、波があろうかながろうか。
マックの店員が「今は、やる気がないから、スマイル1000円」と言ったり セブンイレブンに行って、「昨日彼女と喧嘩したからバーコード打ちません」とか言ったらどうだろうか。
それこそ、セブンイレブン悪気分だ。
「一定の」「定型化」された業務で「没個性」的に業務をこなす。
そこが、大事だと思う。
受験勉強にあっても、感情の波に左右されずに一定の波で淡々と一定の定型化された没個性的にこなすことが大切なのである。
逆に、個性的な仕事をするのは、実務に出てからでいい。
試験に個性は、要らない。
法律の勉強は、形式的客観的に決まっていて、合格するにやることは、有限である。
歌手のように上手く歌うとか、芸人のように面白いことを話せ、アスリートのようにより早く走れ!などと 才能が求められることはない。淡々と、粛々と、 受験勉強では、毎日、毎日、その積み重ねは、大きな山となる。